Bell
べる(2010年8月28日-)は、北九州市に住むさんぱぐのメンバー。
さんぱぐの中で展示販売の経験がないのは彼女だけである。
ひめたんとは同胎姉妹なので大変仲が良いが、性格は全く違う。
おっとりしているひめたんに比べ、非常に活動的で、神経質なパグである。
経歴
2010年8月28日熊本で生まれる。
生後7週を待たずに福岡市の某ペットショップにひめたんと他の兄弟と共に卸される。
ショップに到着した翌日(同年10月14日)、展示される前に現飼い主の元へ行く。
同時に購入されたらいくんといっしょの生活が始まるが、ほどなく、らいくんがケンネルコフを発症、隔離生活になり、パグとして生まれて初めてひとりぼっちになる。
キャラクター
神経質でけんかっ早いところがあり、少しでも癇に障ると、攻撃する癖がある。しかし、攻撃対象は原因となった相手ではなくすべてらいくんに限定している。
ルンバのエッジクリーニングブラシを引きちぎることに異常な執念を持っている。
これまでに引きちぎった回数は5回。
生後7週を待たずに親から離され、ひとりぼっちになってしまったことで、その夜は小さな体で精いっぱい遠吠えをする。
この健気な行動は、飼い主であるママさんに生体展示販売という不条理を痛感させるに余りあるものであった。ママさんはこの子たちに二度と悲しい思い、さびしい思いをさせないと心に誓う。
ゆえに、さんぱぐは未だかつて、お留守番すらしたことが無い。
パピー時代は家具をかじることにハマった。そのせいか乳歯が抜けるのも一番早かった。
月齢4か月を迎えるあたりから、おやつの味を覚えたため、通常の食餌を食べなくなるということが起き、周囲を心配させたがおやつを中止すると間もなく改善した。
予防接種時の健康診断でパテラ(膝蓋骨脱臼)の診断を受けるがステージは軽く、外れても自分で足をふって元に戻すという荒業を平気でやってのけていた。
現在は正常である。
2011年3月9日ひめ、らい(去勢手術)と、ともに避妊手術を受ける。
さんぱぐの去勢避妊手術については、この世に生まれ子孫を残すということの摂理を遮り、また、子育てすることの幸福感を奪ってしまうということで、家族は大きな罪悪感にさいなまれるが、同時に絶対的な責任感を改めて認識することにもつながった。
テレビに出る動物には敏感に反応し、やたらと吠える(但し、パグには吠えない)。従って家族は可愛い動物映像や『きょうのわんこ』などはほぼ視聴することが出来ない。
一番嫌いなテレビ番組は競馬中継である。
日中、活発に動き回るため、夜は早く寝てひと晩じゅう起きることは無い。
夜中に吠えたり、早朝に起こしたりという他の2パグのようなことが無いため、夜だけは『優等生』と呼ばれている。