Lionel
らいくん（2010年８月１９日－）は北九州市に住むさんぱぐのメンバー。
メンバーの中で男の子は彼だけである。
どこか哀愁を漂わせる表情が見る人の心をくすぐるが、性格はいたって自己中であり、傍若無パグなその行動は時として、他のメンバーのひんしゅくを買っている。
経歴
２０１０年８月１９日長崎県で生まれる。生後８週前後から福岡市に本店を置くペットショップの北九州市内の支店で展示販売される。
同年１０月１４日、現飼い主（パパさん、ママさん、あんちゃん）に購入され家族の一員となる。
『ライオネル』と名付けられるが、『らいくん』としか呼ばれたことが無いため自分でも本名があることは知らない。
購入にあたっては、他のパグも見て判断したいというママさんの意見により、一時保留されていた。
結果、他店でべるを気に入ったママさんの意向でべるの購入が決まったが、あんちゃんの強い希望により、らいくんも共に購入することになった。
自宅に来てすぐにケンネルコフを発症。
感染予防のため２週間、べるとは隔離され別室で生活する。
治療は小児喘息だったあんちゃんが子供の頃使っていた吸入器を使用し、自宅でネブライザー治療を行った。
２０１０年１０月２８日、ひめたんが加わり、さんぱぐの生活が始まる。
男の子１パグだけで『両手に花』と言われることもあるが、内実は圧倒的に女性上位のグループである。
２０１１年３月９日、去勢手術を受ける。
手術の是非については何度も家族会議が開かれたが、最終的に重篤な生殖器官の病気を回避することを重要視し、手術の選択をする。
２０１２年３月、さんぱぐのために建てられた新築一戸建てに転居。
同年９月、リビングのフローリングを全速力でパグ走りし、転倒し膝蓋骨脱臼を起こす。
翌１０月１日膝蓋骨整復術を受ける。
手術にあたり１１kgを超えていた体重を９kg台にまで落とすダイエットに成功する。
現在の体重は9.6kgである。
これを機に１階のフロアは全てカーペット貼りにリフォームされた。
キャラクター
さんぱぐの中では一番の甘えん坊で、何かというとクンクンと鼻を鳴らす。
常に誰かのそばに居たい願望が強く、異常なほどべったりとまとわりつく癖がある。
夜間はパグ部屋でそれぞれのベッドで就寝するが、ママさんが部屋から出て行くと、すぐにひめたんのベッドに移動し、一緒に寝る。
あまりおもちゃでは遊ばない。
唯一、気に入っているのは噛むとピーピーと音の出るワンワンベーカリーの食パンのおもちゃである。
ひめたんは好きだが、べるはそれほどでもない。
お互いが自分の方が上だと思っているようでべるとはすぐに喧嘩になる。
喧嘩の時に出す技はヒップアタックのみである。
夜中（午前１時半から２時）にワンワン吠えて、誰かを呼ぶ時がある。寂しいとかおしっこが出たという理由の場合が多い。
妙なタイミングで寝言の遠吠えをすることがある。
一度目はフジコ・ヘミングの『ラ・カンパネラ』が流れているとき、ピアノに合わせるような遠吠えをして自分で目覚める。
二度目はＮＨＫ大河ドラマ『真田丸』で本能寺の変の場面。
まるで地の底から湧き上がるような遠吠えをして周囲を驚かせる。
やはり自分でも驚いて目を覚ます。
腹時計はかなり高性能である。
